紫外線 が一番当たる所は顔よりも実は 髪と頭皮 ! 白髪、抜け毛の原因に、 髪も頭皮も UV 対策 を
2018.6.26
紫外線は暑い夏になる前から特に強くなる?
目次
毎年5月頃になるとドラッグストアにずらーっと並ぶ日焼け止め。
最近は3月頃から並んでいますよね。
SPFやらPAがなんやらで、クリームタイプやスプレータイプ、飲む日焼け止めなどいろんな商品が出ていて、どれを選んでいいか分かりません。
最近は紫外線に対して、意識が高くなってきていて、 紫外線対策 は老若男女問わず、年間通してすべきといった風潮です。
今はほとんどの人が 紫外線 による日焼け対策をされていると思います。
紫外線は そんなに悪いのか?
目の敵にするほどなのか?
って言うのを調べましたのでこれからの 紫外線 対策 の参考にしてくださいね。
紫外線にも種類がある
地上に届く太陽の光の中には、紫外線 、可視光線、赤外線といろんな種類があります。そのなかで肌に大きな影響があるのが 紫外線です。
紫外線 には3種類の波長の異なるものがあり、それぞれ
UVA( 紫外線 A波)
UVB( 紫外線 B波)
UVC( 紫外線 C波)
と呼ばれています。
最後のUVCはオゾン層に吸収され、地上に届かないため、直接肌への影響はありません。
問題なのはUVAとUVB。
どちらも肌にダメージを与えますが、主にUVAが光老化の大きな要因となります。
UVA
全 紫外線のうち約95%を占めます。
UVAを浴びた肌は弾力を失い、シワやたるみといった肌の老化現象を引き起こし、メラニン色素の合成を増やし、シミが目立つ原因をつくります。
赤みや炎症をおこしにくいので、日常生活での「うっかり日焼け」をしてしまいやすいです。
UVB
全 紫外線 の約5%を占めます。
UVAより強いエネルギーを持ちます。UVAと比べると最大で1000倍有害性が強とされています。
メラニン色素が沈着して褐色になったり(サンタン)、シミやソバカスの原因にもなります。
多量に浴びると赤く炎症を起こします。海やリゾート地での「レジャー日焼け」の原因になります。
UVAのエネルギーは弱いですが、照射量が多く、浸透力が高いので肌に与える影響は深刻。浴びたUVAは肌の奥の真皮層にまで達し、損傷を与えます。
UVBは主に肌の表面で吸収されるため、肌の奥の真皮層まで達することはほとんどありませんが、UVAより強いエネルギーを持ちます。
紫外線のピークは5月から!といわれてますが…
最近では 紫外線が強くなる時期は5月頃からというのが浸透してきましたが、、、
実は 紫外線の種類によって違います。
UVAは年間を通して注意が必要
4月~8月がピーク。ただし、それ以外の月もピーク時の1/2以上の量があるため、年間を通しての予防が必要です。
UVAの1日の 紫外線量は厳密に言うとお昼前後が一番多いですが、朝夕もそんなに減らないので一日中注意が必要です。
UVBは春から秋までが注意が必要
UVBは1年を通じて差が激しく、4月から徐々に増え始め、5月~8月がピーク。10月〜3月は比較的少なめです。
1日の 紫外線 量はお昼がピークですが、10時から16時が特に多くなります。
曇りの日も日焼け対策を
曇りの日は日焼けしにくいと思いがちですが、 紫外線 量は晴れの日と比べて90%もあるので、「曇りだから大丈夫!」なんて油断してると晴れた日よりも日焼けしてしまう事もあるので注意が必要です。
紫外線が頭皮・髪に当たるとこんな影響が・・・
頭皮は体の中で1番高い部分です。直接日光が当たる所になり、顔の2倍以上の 紫外線を浴びると言われています。ですが、顔や肌はバッチリ 紫外線対策 をしてるのに、それに比べて頭皮や髪の 紫外線 対策 をしている人は少ないんですよね。
頭皮や髪は 紫外線が当たると、実は次のような影響があります。
髪が色落ち・パサつき・乾燥する
紫外線により、キューティクルが損傷し、メラニン色素が壊され髪の色が茶色っぽくなります。
キューティクルが損傷すると、内部の栄養分が流れてしまいます。髪の内部の栄養分(保湿成分など)が失われると、髪が乾燥・パサつきの原因になります。
せっかくキレイに染めたカラーも、色落ちしやすくなったり、くせ毛の人は乾燥で更にくせや広がりが出やすくなります。
頭皮が乾燥する
紫外線により頭皮が日焼けすると軽いヤケドど同じように熱を持ちます。
熱を持った皮膚は水分が蒸発し、ケアをせずにそのまま何もせずに放っておけば、どんどん皮膚の水分がなくなり乾燥していきます。
そうすると、頭皮の乾燥は頭皮を守るバリア機能が低下し、かゆみやフケといった様々な炎症やトラブルの原因につながります。
薄毛・細毛・抜け毛の原因になる
紫外線 による日焼けにより、頭皮は血行不良と乾燥が進みます。
頭皮が血行不良になると毛根に充分な栄養が行き届かなくなり、細毛、抜け毛の原因になります。
頭皮の 紫外線対策
紫外線は髪と頭皮にとっては良いこと無しですね。
では、どうしたらいいか。
なるべく 紫外線を浴びないようにすれば言い訳です。
頭皮の 紫外線対策 をまとめました。
帽子をかぶる
子供の時は熱中症予防で被ることはありましたが、大人になるとオシャレで被るか、顔の紫外線対策 でかぶる事はありますが。
帽子は 頭皮の 紫外線 対策 でも効果を発揮します!
素材にもよりますが、帽子を被るだけで約60% 紫外線を予防 できます。
通気性が悪いと蒸れて頭皮に良くないのでなるべく通気性の良い物を選びましょう。
全体にツバがある方が頭皮だけでなく顔や首など360℃日焼けを予防できます。
日傘をする
紫外線対策 を目的とした場合、白より黒や暗い色の方が効果が高くなります。でも、最近は白でも黒でもUV加工により同じくらいUVカットの効果はあるそうです。
ただ、UV加工は劣化により効果が薄れてくるので2.3年におきに買い換えることをオススメします。
日陰を歩く
なんか悪い事したみたいな見出しですが・・・
運動会や釣り、キャンプ、バーベキューなど、長時間 外にいる場合はできるだけ日陰にいるようにしましょう。
日陰にいるだけで紫外線量は約50%になります。
そうです。
逆に 紫外線 量は日陰にいても50%もあるのです。
この50%分の紫外線は他の何かで対策して下さいね。
UVスプレーをする
お店の日焼け止めコーナーにいろんな種類が置いてありますが、頭皮専用・髪専用のUVスプレーはまだそんなに種類が少ないです。
スプレータイプでも頭皮用と書いてないものは頭皮に使うのは控えてください。
頭皮用でないUVスプレーはシャンプーで落ちなかったり、刺激が強かったりした場合、毛穴につまり、頭皮トラブルの原因になるので、頭皮用のUVスプレーを使用して下さい。
オススメUVスプレーはこちら↓
現在、日やけ止めには「SPF値」と「PA分類」の2種類の表示が使われています。これは 紫外線防御効果の目安を示す指標で、
PA・・・UVA
SPF・・・UVB
を防ぐ効果を表しています。「SPFが高いほど効果がある」と思いがちですが、光老化の主な原因であるUVAを防ぐ効果を表すPAも重要です。
光老化って?
年齢とともに出る肌の自然老化と違い、太陽光を長時間、無防備に当たることで起こる肌の老化の一つです。
光老化により、しみ、しわ、たるみとして現れ、場合によっては皮膚がんになることもあります。
じつは 近年言われだしましたが、紫外線 以外にもブルーライト、近赤外線も光老化に関係してるそうです。
うっかり頭皮の日焼け対策をせずに紫外線によって日けをしてしまった時の 頭皮ケア
紫外線対策と同じくらい、 紫外線にあたった後のケアが大切!
帽子を被ったり、ずっと日陰にいたとしても頭皮にはカバーしきれない残りの 紫外線 が、頭皮に負担をかけています。
また、うっかりなんの対策もせず頭皮が日焼けしてしまった場合も、おうちに帰ってからのケアを忘れずにして下さいね。
髪のケアはトリートメントをすること
紫外線によりキューティクルが傷ついている状態です。このまま放っておくとどんどん髪が乾燥し、ツヤがなくなりパサパサになっていきます。
必要なことは髪の内部に保湿成分を浸透させることと、キューティクルを補修する事、ダメージを予防する事です。
補修力の高いトリートメントをして、あとは、流さないトリートメントで髪がこれ以上ダメージがかからないよう予防しましょう。
ホームケアトリートメントよりサロンでするトリートメントの方が補修力・持続力・手触り感など効果が高いです。
お家でのトリートメントに効果が感じられなかったら1度、美容室のトリートメントメニューをお試しください。
関連記事:1番人気おすすめトリートメント
頭皮のケアは頭皮用のトリートメント、美容液、育毛剤を使うこと
頭皮の日焼けは乾燥と血行不良に陥っています。
頭皮用トリートメントは頭皮の保湿、頭皮に栄養を与えるものです。
シャンプーは優しく丁寧に洗い、ぬるま湯で流した後、頭皮につけて流すようにしてください。
頭皮用美容液も同じ保湿・栄養なので手軽に使えるので1日に数回、とくに分け目の部分につけて保湿するようにして下さいね。
普通の肌に使う美容液や化粧水はビタミンC誘導体や美白成分などの刺激のある成分は日焼けした頭皮に負担がかかるので、出来れば頭皮用をお使い下さい。
育毛剤は血行促進効果があるので血行不良を解消してくれます。こちらも、なるべく刺激の少ないものを選ぶようにしてくださいね。
関連記事:今からでも遅くない! 夏 の 紫外線 で 日焼け した頭皮の ダメージ を 改善 するには
最後に
夏が終わりから秋になると髪が抜けやすくなったり、頭皮がフケ、痒みなどのトラブルになる方も少なくありません。
これらの原因の一つに夏の 紫外線 があります。
ただ、 紫外線も悪いことばかりじゃありません。
紫外線 には殺菌作用があり洗濯ものを太陽に当てる事で殺菌効果があります。
体内時計を正常にしたり、ビタミンDを体内に作りだす事でカルシウムの吸収が良くなり、骨そしょう症の予防にもなります。
でも、無防備で、長時間の 紫外線 の浴びすぎは髪にも頭皮にも良くないので、
後々後悔しないように 紫外線 を浴びたその日にケアをして髪と頭皮を守り、綺麗な髪を目指してくださいね。
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