ヘアケア の前に。 まずは髪の ダメージ の 原因 改善 、予防 方法を知ることから始めましょう
2019.1.15
ヘアケアをする上で知っておくこと。髪はいろんな事で ダメージ します。
ダメージが増えるとスタイリングがしにくくなったり、 枝毛 や 切れ毛 になります。
でも、ほとんどの方は髪が引っかかったりパサパサよりは、さらさらの方がいいですよね?
なるべく ダメージ をおさえ、髪に必要な成分を補う事で、
ツヤのあるきれいな髪に見せ、日々のお手入れをしやすくします。
その為には、髪の状態を確認し、その状態に合う ヘアケア をすることが大事です。
市販 の商品よりも 効果 の高いヘアケアの方法をご提案します。
また、日々のお手入れとして、 ダメージ を改善し、予防する 方法 をおうちでもしてもらう事で髪の 状態 は徐々にですが良くなっていきます。
今回は髪のダメージの原因と 毎日 の ケア
でダメージ予防する方法をお伝えします。
目次
ダメージ とは
ダメージ の原因
ダメージ とは
キューティクル がダメージを受け、はがれ、毛髪内部の 間充物質 が流出して空洞化しまう状態
これだけだと、なんだかよく分からないですよね。
髪の毛 は キューティクル と言う ウロコ状 のもので覆われていて、髪を色んなダメージから守ってくれます。
キューティクル が 綺麗 に整っていると艶が出て 指通り もよく、 サラサラ になります。
逆にキューティクルが浮き上がったり、剥がれたりすると、 間充物質 (髪の内部の 保湿成分 や 栄養分 )などが抜けていき、パサついて、 ゴワゴワ になります。
これがダメージです。
ダメージの原因
では、髪は何が 原因 でダメージするのでしょうか。
髪は色々な事でダメージします。
1. 熱 によるダメージ
高温 の アイロン 、 コテ 、ホットカーラー
キューティクル が熱により固められ、毛髪内部の タンパク質 も固まる( タンパク変性 )
髪のほとんどは タンパク質 で出来ています。
タンパク質 は高温だと固まりしなやかさが無くなり、ごわつき乾燥し、手触りやツヤ感が 悪く なります。
高温 × 時間 × 回数 が ダメージになるので、ストレートアイロンは同じ所を何度も何度もし過ぎたり、髪を挟んだ状態で止めないように注意して下さい。
コテの場合も、巻き込んでからあまり長く熱を当てない事がダメージ軽減になります。
2. 紫外線 によるダメージ
キューティクルが損傷を受け、はがれやすくなる。
髪は 紫外線 から守るために黒い メラニン色素 を作り、髪を守っていますが、あまり紫外線に当たりすぎたり、 海 や プール の塩素のついた髪に紫外線が長時間当たるとメラニン色素を破壊し色が変わっていきダメージしやすくなります。
3. 物理的ダメージ
過度なシャンプー 、 過度なブラッシング 、 濡れたまま寝る など
髪は濡れた状態が一番 摩擦 に弱く、ダメージしやすい状態です。
そんな濡れた状態や湿った状態で寝ると枕で擦れてキューティクルが剥がれ、 枝毛 、絡まりの原因になります。
癖でよく髪を触る人はそれもし過ぎるとダメージになるので注意が必要です。
パサつきや引っかかり、枝毛が気になり、どうしても触ってしまう方は、 流さないトリートメント か ヘアオイル を付けて摩擦から守りましょう。
4. 科学的ダメージ
パーマ カラー の繰り返し、 ホームカラー など
パーマ、カラー、ストレートなどの薬剤は施術の方法や薬剤の種類によって変わりますがどうしても髪に負担がかかります。
Vivid Hair 鶴見店 では、 水カラー 、 水パーマ をしているので、 通常のカラー や パーマ より髪への 負担 は少なくなりますが、ゼロでは無いです。
ヘアカラー によるダメージ
配合されているアルカリ剤により、髪の等電帯(ph4.5~5.5)よりも高くなる事でダメージする。
人の肌は 弱酸性。
髪の毛も ph 4.5~5.5(弱酸性)が一番安定した状態です。
これがパーマやカラーのアルカリ剤の影響でphが アルカリ性 に傾き、 ダメージします。
明るい色になればなるほど、ブリーチ力も上がり、ダメージ力も強くなります。
カラーによるダメージを防ぐポイントは、
全体カラーの時にあまり明るめにし過ぎないのと、カラー後、サロントリートメントや、お家でのダメージケアのシャンプーを使い、髪を弱酸性に戻していくとダメージ予防だけでなく、色持ちも良くなります。
サロンカラー と ホームカラー の違い
染料の入った1剤に種類があるように2剤(過酸化水素)にも濃度の違いがあります。
美容室で使われる2剤の過酸化水素濃度は1%~6%まであり、お客様の髪の状態に合わせて変える事が出来ます。
髪の新生部と既染部で薬剤の使い分けをし、ダメージを抑えます。
ホームカラーの2剤の過酸化水素濃度は1番強い6%だけなので、ダメージしやすいだけでなく、褪色が早くなります。
パーマ によるダメージ
キューティクルのはがれ、phの変化、間充物質の流出
パーマのダメージは 1剤 の 還元剤 と アルカリ剤 の影響がほとんどです。
パーマによるダメージを減らすポイントは、パーマ1剤の還元剤とアルカリ剤をコントロールする事が重要になります。
Vivid Hair 鶴見店 では、優しめの薬剤を使い、 水パーマ で施術する事をおすすめしています。
ストレートパーマ ( 縮毛矯正 )によるダメージ
ストレートパーマ はアルカリ剤の配合量が多い1剤を使用しており、毛髪にアルカリを残留した状態で高温の アイロン を行う事になります。
この時、髪に残っているアルカリが熱でキューティクルを溶解させながら形を整えていきます。
ストレートパーマによるダメージを減らすポイントは、
クセの度合い、髪の状態によりますが、
1度縮毛矯正をした部分は出来るだけ何回もしないようにして、サロントリートメントをする事がおすすめです。
サロントリートメント は、保湿成分を補い、剥がれたキューティクルを補い、パサつきを抑えることで、ダメージの進行を抑えることができます。
シャンプートリートメント の働き
ダメージの予防に重要なのが、日々のシャンプートリートメントです。
どうしても 匂い や イメージ で選びがちですが、毎日使うものなので、髪質、髪の状態にあったものを使うようにしてくださいね。
頭皮の汚れや余分な皮脂を洗い流す。
(毛穴が詰まると抜け毛や薄毛の原因になる)
髪の内部に働きかけてダメージを補修
(コンディショナーは髪の表面につき、内部にはほとんど浸透しない)
お家での お手入れ方法
乾かす前に 流さないトリートメント をつける
濡れたままにせず、乾かすようにする
乾かす時は根元を中心に乾かして毛先は後で乾かす
ヘアアイロンなどの高温を過度にしすぎない
乾かした後、 ヘアオイル や アウトバストリートメント を付けて、パサつき、 乾燥 を抑え、 摩擦 や 静電気 から守る
髪の日焼け止めスプレーをする
おわりに
毎日の少しの事でダメージの予防になり、綺麗な髪に近づきます。
ダメージが無くなると、スタイリングがしやすくなり、朝のセットの時間も楽ちんになり、気分よく1日がスタートできますよ。
明日から少し意識して過ごしてみてくださいね。
Vivid Hair 鶴見店
大阪市 鶴見区 横堤 4-2-4 セレーノ井田1F
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